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ソーシャルパノラマとは

自己概念の空間的な構造

対人関係におけるメンタルスペースでのイメージの位置関係

人物像のイメージを書き換え、関係性を改善するソーシャルパノラマ

ファミリーパノラマ

メンタルスペース心理学ソーシャルパノラマは、
メンタルヘルスにたずさわる方々に
最高傑作と言われているプログラムです。

ソーシャルパノラマを心理療法として活用することで、
驚くほどシンプルな方法で、人間関係が改善できるからです。

ソーシャルパノラマの特徴

すべての人間関係をシンプルにしてくれる

対人関係を改善するのに役立つ

自己概念の空間的な構造

メンタルスペース心理学「ソーシャルパノラマ」では、人々は文化的、社会的なイメージから描く、想像上の景色の中を生きていると考えます。それを「自己概念の空間的な構造」と表現しています。これは自分が持っている世界観や思想、思考には、空間的な構造があるとするものです。たとえば…、

◎ 自分をどのように心の中でイメージしているか

あなたは自分のセルフイメージをどのように見ていますか?
それを高くすることで自信が持てるとしたらどうでしょう?

◎ 他人をどのように見て、どのように感じているか

これをパノラマと言い、このパノラマの中で、他人のイメージが表れる位置が、自分と他者の人間関係の感情的な特性を決定しています。つまり「関係は、位置とイコールである」と考えます。

ソーシャルパノラマを心理的な療法として活用することで、たいていの場合、驚くほどシンプルな方法で、様々な人間関係の改善が可能になります。

また、人間関係だけでなく、家族関係や社会への関わり方を改善していくことも可能です。

人間が対人関係に悩むのは、自分のメンタルスペース(心の空間)に自分と他人を無意識においた結果です。相手のイメージをもっとよい位置に移すことで、自分の状況を改善することができるのです。

対人関係におけるメンタルスペースでのイメージの位置関係

一般的に、人は他人との関係を「大きい、小さい、高い、低い、前、後ろ、横、間、近い、遠い」といった言葉で表現します。例えば「子どもができて、夫婦の間に割って入った」と言うように、位置関係を使って自分たちの気持ちを表現します。人間の抽象的な思考の大部分は、身体全体の経験に由来するのです。

人間は誰でも同じような体験をして大人になっていくので、誰でもこのような、他人の概念、感覚も直感的にわかるのです。

◎ 距離

人物像の近さはとてつもなく大きな影響力を持ちます。人間は銀河の果てから身体の中心まで、様々に距離を表現できます。孤独だと感じるためには他人を遠くへ位置します、愛する人はとても近くに感じます。

◎ 垂直の位置関係

人物像のサイズは人間関係の重要さを示します。自分の目の高さより、高いか低いかによって簡単に測定できます。権力や権威を経験した場合は、自己像のサイズと相手のイメージのサイズが大きく関係します。

◎ 水平の位置

多くの人は右左を善悪、快不快を区別するのに使います。

◎ 並列の位置

多くの人は、並列の位置を協力的な関係、向かい合う位置を対立の関係として経験します。笑顔で正面を向き合うなら良好な関係でも、真剣な表情で向かい合うなら不快な関係になります。

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ソーシャル(およびスピリチュアル)パノラマの中の自分を描いたスケッチ

人物像のイメージを書き換え、関係性を改善するソーシャルパノラマ

ソーシャルパノラマでは、改善したい人物像の位置を見つけるところから始めます。

1.人物像の位置を見つける手法

人物像に関して手に入れたい情報を4つに限定して位置関係を知る。
(1)方角 (2)距離 (3)目の高さ (4)人物の視線が向いている方向

2.人物像を動かす手法

好ましくない人間関係の人物像を、もっとよい位置に動かすことで、その人物に対するイメージを変えます。問題は「どこへ動かせばいいのか?」です。クライアントに聞くことがもっとも簡単な方法ではありますが、調査研究から導き出した「万人共通のパターン」があるので、それに基づいて改善を行うことができます。

≪万人共通のパターンの一例≫
(1)ある人物が近づけば近づくほど、その人に対しての感情が強くなり、遠くなるにつれて弱くなる。
(2)ある人物像の目の高さが上がれば上がるほど、その影響力が強くなり、
   目の高さが下がると影響は少なくなる。
(3)ある人物像の向ける視線の方向は、注目を意味する。
(4)クライアントと同じ視線の方向を向いている人物像は、同じものに注目している。
(5)ある人物像が2つ、あるいは3つの位置にある場合、不明確な人間関係を引き起こし、役割の衝突を示す。
など、全部で11のパターンがあります。

3.好ましく感じている人物像を使う手法

問題がある人物像の位置を決め、好ましく感じている人物像の位置を決めます。問題のある人物像の位置を、好ましく感じている人物像の方向へ移動させ、満足する位置へとイメージを変える。もし、満足していなければ、問題のある人物にかけている能力を付け加える。

4.リフレーミング ≪他人へリソースを移動≫

NLPで用いられる方法ですが、Aの持っている能力をBに移動させるというテクニックです。

Bという人物が不完全だと思い込んでいるので、思い込んでいるイメージは正確なものではなく、それをよりよいものにしますが、その改良したイメージも現実ではありません。それが本物であるかどうかは関係なく、その人との人間関係を改善できるかどうかで、このイメージの書き換えはとても有効です。もしあなたが「この人は能力に欠けている」と考えていると、それは態度として表れるので、その人は本当は能力があったとしても、それを見せることができないという考えに基づきます。

5.人物像によって引き起こされる身心症状の改善

慢性的な心身症状は「人物像」が影響している場合があります。人物像に対する感情は、憎しみ、怖れ、愛など、激しいものが多く、それは身体か身体の近くに感じられ、その場所が心身症状の出る位置に近いことが多くあります。不快な感情の原意となっている人物を移動させることによって、心身症状を改善させるものです。

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ソーシャルパノラマでは、主にこのような方法によって、その人の持っている人物像を変え、問題のある人間関係、それを原因とするネガティブな感情や不快感などを改善することができ、現実の関係も改善していくことが可能です。

ソーシャルパノラマでは、NLPで扱われるサブモダリティ※1、パート※2、リソース※3を主要な構成要素としています。

※1 サブモダリティ:視覚・聴覚・感覚、モダリティとは五感に付属する構成要素
※2 パート:それぞれの感情や行動。自分が作り出したもので、肯定的意図を持って存在している。
※3 リソース:資質、現在の状態から望ましい状態へ向かっていくための手段

ファミリーパノラマ

発達心理学の検証によると、幼少期の家族構成は人格の対人関係に関する部分の青写真を形成します。平和を乱すような対人関係の性格特性≪他人に対して持ち続ける役に立たない癖≫は、6歳になる前に家族のパノラマの中で根付いてしまっている場合が多のです。幼少期の家族の絆が、対人関係の発達に大きな影響を持っています。母、父、兄弟姉妹、その他の家族の位置関係を見つめ、家族の空間的な配置を子ども時代に戻る方法で追体験してもらいます。

子ども時代の家族のパノラマを使ったワークは、性格を変える上で、大変効果的でシンプルな方法です。

これらのようにソーシャルパノラマはシンプルな方法ですが、基本的な考え方、ソーシャルパノラマが成り立っている私たちの心理的なパターンや習性、人間が持っている素性について学び、理解することで、より効果的にソーシャルパノラマを人間関係改善に有効に用いることができます。また、メンタルヘルスに関わる人には、カウンセリングやセラピーにおいても有効に使える技術でもあります。

また、自分自身を知り、より良い人生を生きていくためにも、ソーシャルパノラマは自己改善にも非常に効果的で、実際にこれまで、数多くの問題を抱えた人々の関係性の改善にすばらしい実績を上げてきました。

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